キャッシュフロー計算書の意味

キャッシュフロー計算書 = 現金の流れ計算書

ある期間(1年や四半期など)の
現金の増減を見る表。

現金が払えない事体にならない様見る表。

証券会社の記載

・営業CF : 前期から営業活動での現金の増減
・投資CF: 前期から投資での現金の増減
・財務CF: 前期から借り貸しでの現金の増減
・現金等: 全期での現在の現金の残高

営業CF(営業でのキャッシュフロー)

・利益の増 =現金が増えたとする。
・売掛金の増 = 現金が減ったとする(売ったけど現金がまだ入ってきてないため)
・買掛金の増 = 現金が増えたとする(買ったけどまだ払ってなくて現金あるため)
・未払金(経費)の増 = 払ってないので現金が増えたことにする。
・棚卸資産増 = 現金とみなし、増えたこととする。
・減価償却の増 = 現金が増えたことにする。所有物が古くなり価値を減らすことが減価償却で、減価償却は経費として利益から引かれる。所有物の価値が下がっても現金は減らないので、利益から引かれた分を相殺するために、現金が増えたことにする。
・他

投資CF(投資でのキャッシュフロー)

・土地・建物が増 = 買うので現金減。
・土地・建物が減 = 売るので現金増。
・未払金(建物)が増 = 払ってないので現金が増えたことにする。
・他

財務CF(財務でのキャッシュフロー)

・借入金の増= 借入れたので現金増。
・借入金の減= お金を返すので現金減。
・他

キャッシュフローの健全性

・営業CFがマイナスな会社は、本業で現金が減ってるので、危険。本業ではない投資か財務CFで現金をプラスにしないといけないかもしれない。更に現金残高が少ない場合、見た目利益がでてても現金が払えず黒字倒産もあり得る。

・投資CFがマイナスな場合、土地や建物を買ったり設備投資をしてるので、事業を拡大していて健全。プラスな場合は設備を売って現金を作ってるので、事業を縮小してるか、新たな何かをする資金を作ってるかも。

・財務CFがマイナスな場合は、借りたお金を使って事業を進めながら、借りたお金をしっかり返済しているので健全。プラスならお金を返したより、借りたお金の方が多いので、新たに何かするためにお金を借りたのかも。

まずは営業CFがプラスの会社と関わると良い。