【物より経験】物の喜びは薄れていき、経験の喜びは残り続ける。
・物で得られる喜びは、その物を得た時に一番喜びを感じるが、次第に喜びが薄れていく。

・経験で得られる喜びは、ずっと心に残り続ける。

心理学者のノ ーベルト ・シュヴァルツ 、ダニエル ・カ ーネマン 、徐は 、車を所有している人たちにこの質問をし 、持っている車の価格と答えを比較する研究を共同で行った 。すると 、 「車が高級であればあるほど 、所有者の喜びも大きい 」という結果が出た 。高級車である B M Wの 7シリ ーズの持ち主が感じている喜びは 、小型大衆車のフォ ードのエスコ ートを持っている人が感じている喜びよりも約 5 0パ ーセント大きかった 。妥当な結果だろう 。車に多額のお金を投資すると 、少なくとも 「喜び 」という形で投資に対する十分な利益を受け取ることができるのだ 。次に少し違う質問をしてみよう 。前回 、その車を運転したとき 、運転中にあなたはどれぐらい喜びを感じていただろうか ?これもやはり 、心理学者たちが研究の中で 、車の所有者たちに尋ねた質問である 。心理学者たちはこの質問に対しても同じように 、車の所有者がつけた点数と車の価格を比較した 。だがこの質問に対しては 、車の価格と答えに 、まったく相関関係は認められなかった 。高級車でも使い古しの車でも 、喜びを感じる度合いは共通して低く 、最低レベルにとどまったのだ 。
(本「Think clearly」より)

人生は、経験の喜びでいっぱいにしたい。

仕事も、経験の喜びを得ることが大事。

物から経験の時代へ

今後は、物の時代ではなく、経験の時代になっていくと思う。

産業も経験を提供する産業が中心になっていくと思う。

喜びが薄れない物との付き合い方

喜びが薄れていく物との付き合い方はやめて良いと思う。

物と喜びを共にするためには、その「物を大事にする」ことです。

「物を大事にする」ことは、その物を「沢山使ってあげること」「大切に使ってあげること」だと思います。

「本当に物を大事にする」ということ

物より経験を買おう

買いたいものがあるならば、本当に大事にできる物なのか見極める必要がある。

悩む様な物を買うより、経験を買った方が人生に良いと思う。