どうしても、元気が出ない、やる気だ出ない。
ということはありませんか?
そういう場合は下記の内容を試してみると良いかもしれません。
脳のエネルギーは糖分と酸素です。
糖分は食事から、酸素は血液が運んできます。
食事はしっかり摂る。
元気なくても食事をしっかり摂りましょう。
どんな食事でも一般的な食事なら糖分は摂れます。
ただ、お菓子など、砂糖で糖分を摂るのはやめましょう。
砂糖の様な糖分は、血糖値を急激に上げるため、摂取時は元気が出ても、身体に負担になるため、すぐに逆に疲れて眠くなったりもします。
運動をする。
運動をすると、心拍数が上がり、脳に血液を送り込まれまれると言います。
(ハーバード大学医学部レイティ准教授の主張)
ただし、激しい運動だと反対に疲れるので、ハアハアと少し息が切れるくらいの有酸素運動が好ましいです。
また、リズミカルに運動すれば、「セロトニン」という「癒しの脳内物質」がでます。
(参照:本「言ってはいけない脳と心の正体」 )
シャワーを浴びる。
シャワーを浴びると血行が良くなり、脳に酸素が行き、元気になります。
30分の昼寝をする。
元気ややる気が消耗してきても、30分ほど昼寝をすれば、消耗した分が約35%も回復します。
N A S A (アメリカ航空宇宙局 )のロ ーズカインドらの研究によると 、パイロットたちに平均約 2 6分の睡眠を取らせたところ 、パフォ ーマンスが 3 4 %も向上したとのことです 。寝ることにより 、セロトニンとド ーパミンの分泌のレベルが正常に戻るためです 。
(引用:本「言ってはいけない脳と心の正体」 )
最近では厚生労働省でも昼寝を推奨しているそうです。
元気がなくなってきた時は、仮眠を30分程して、元気を回復させましょう。
まず、やり始める。
元気ややる気がなくても、何かやり始めたら、いつのまにかノリノリなることありませんか?
これは「作業興奮」と言われていて、何か作業などを始めるとノリノリになってくる現象です。
やる気があるから、やり始めるのではなく、やり始めるとやる気がでる様に人の脳は設計されている様です。
「決意できないから、やる気がないから、始めれない。。」ではなく、一旦始めるとやる気になっていきます。
ふりをする。
元気なふりをすると元気になることがあります。
元気な様な身体の使い方をすると、心がつられて元気になります。
「よし頑張るぞ!」とサッカーでゴールを入れた時の様なガッツポーズを決めてみましょう。
元気がついてくるかもしれません。
エルサレム大学のアヴィゼ ールらの研究によると 、被験者に勝利した時の顔と負けた時の顔をしてもらい 、それに勝利のポ ーズと負けた時のポ ーズをつけてもらったところ 、被験者は 、表情にかかわらず 、勝利のポ ーズをした時にポジティブな反応を示したのです 。脳は体の動きに 、より騙されやすいということです 。
(引用:本「言ってはいけない脳と心の正体」 )
2 0 1 6年に公表されたオ ークランド大学のウィルキ ーズらによる予備調査ですが 、軽度 ・中程度の 6 1人のうつ患者に 、胸を張ってもらったところ 、肩をすぼめていた人たちよりも 、よく話し 、ポジティブな気持ちになり 、不安も減少するという結果が出ました 。
(引用:本「言ってはいけない脳と心の正体」 )
気合いの声を出す。
元気があれば何でもできる1、2、3「ダ~!」とか
「今日も元気だ~!」とか
気合の声を出してみましょう。
きっと元気が湧いてきます。
テニスの試合で、ボール打つ時に「ウッ」とか「アーッ」とか声を出すのと見たことあると思います。
これは、声を出すとパフォーマンスが上がるためです。
身体的運動がパフォ ーマンスに大きく影響するような仕事をする場合は 、そこにちょっとした 「掛け声 」をつけてみるのも一つの手です 。リヨン大学のラバヒらは 、ジャンプするときに 「ジャンプ 」と言いながら飛んだら 、平均で約 5 %ほどパフォ ーマンスの向上が見られたという研究結果を発表しています。
(引用:本「言ってはいけない脳と心の正体」 )
趣味に没頭する。
趣味に没頭すると元気になります。
没頭している時は「フロー状態」になります。
「フロー状態」は、時間を超越した様に集中している状態です。
これはとても楽しい状態で元気がみなぎります。
ほかのことは何も考えず「趣味に没頭する」時間を持ちましょう。
趣味には不思議は力があります。
水を飲む。
人の身体の70%が水分です。
ただ単に水分不足で、元気がない時があります。
水分をあまりとっていない場合は、水を飲んで元気になりましょう。
普段もなるべく、こまめに水分を摂りましょう。
太陽の光を浴びる。
もし、気持ちが落ち込み何の気力がない場合は、どうしたら良いでしょう。
そういう時は、セロトニンという脳内物質が不足しています。
セロトニンは、「癒しの脳内物質」と言われ、心を安定させる役割があります。
どうしたらセロトニンが出るのでしょうか?
正解は、「太陽の光を浴びる」ことです。
まず太陽の光を浴びないとセロトニンは分泌されない様です。
セロトニンは下記の方法で出ます。
- 太陽の光を浴びる
- 噛む
- リズム運動
ですので、
朝しんどいですが、外に出ることが最初の一歩で、できたら次は
- 太陽の光を浴びながらリズミカルに散歩する
- 朝ごはんをリズミカルに噛む
をすると良いでしょう。
まとめ
今回は、元気が出る方法をまとめました。
如何でしたでしょうか?
やってみたい方法がいくつかあったと思います。
是非やってみてください。
【元気・やる気が出る方法】
- 食事はしっかり摂る。
- 運動をする。
- シャワーを浴びる。
- 30分の昼寝をする。
- まず、やり始める。
- ふりをする。
- 気合いの声を出す。
- 趣味に没頭する。
- 水を飲む。
- 太陽の光を浴びる。