「モノゴト志向」と「ヒト志向」の人がいる
ブライアン・R・リトル(パーソナリティ研究者・教授)は、「モノ志向」と「ヒト志向」の人がいると言います。
本を読んでみると、
モノ志向というのは物質的な「物」という意味ではなく、「物事」を意味すると思います。
なので勝手ですが、
「モノゴト志向」と「ヒト志向」として、まとめてみます。
「モノゴト志向」と「ヒト志向」特徴まとめ
モノゴト志向
・モノゴトの世界に興味を引かれている。
・物理的な方法で、モノゴトはもちろん、人間をも解釈しようとします。
・状況を観察する。
・客観的なデータに固執する傾向。
・目に見えること以上のものを推察しようとしない。
・明白な部分だけに注目することで、相手の全体像を深く捉えられず、誤解が生じることもある。
ヒト志向
・ヒトの世界の魅了されている。
・他者の意図や動機に注目し、心理的に解釈しようとする。
・外見や言動に大きな関心を持つ。
・話しをせずに相手を理解することは困難と考える。
・相手と話しにくい状況にあっても、他者を心の中で推察しようとして、情報不足から大きく誤解してしまうこともある。
お互い対立しやすいが、活かすこともできる
パーソナリティ研究者にも、モノゴト志向的なアプローチをする人と、ヒト志向的なアプローチをする人がいて、この2つグループはめったに交流せず、お互いのデータを認めなかったり、対立することもあるようです。
ですが、両者のデータを組み合わせると良い結果がでる場面があるそうです。
私の場合
私は、どちらかというとモノゴト志向を重視しようと思って生活していますが、究極的な状況下ではヒト志向がとても強く働くと思います。
モノゴト志向の人が、モノゴト中心でヒトをバサッと切るような時でも、私はヒト志向でとても心配になります。
お互い理解するバランスが必要
ヒト志向の人は、モノゴト志向を理解する必要があると思いますし、
モノゴト志向の人は、ヒト志向を理解することが必要だと思います。
モノゴト志向、ヒト志向どちらも理解するバランスが大事だと思います。
まとめ
・「モノゴト志向」の人: 物事・物理的な観点で生きている
・「ヒト志向」の人: 人・心理的な観点で生きている
・両者、お互いの観点を理解して、お互いを活かすことができると良い結果をもたらす。
詳しくは正しくは下記の本を読んでください。