「小欲知足(しょうよくちそく)」という仏語、四字熟語は、「欲を小さく持ち、充分に足りていることを知る」という意味です。そうすると心が安楽になり、苦悩を遠ざけます。
ソウル・オブ・マネー(本)で著者は、不幸の根本原因は貧困ではなく「欠乏の心」だといいます。
「欠乏の心」とは足りない足りないとう心で、不幸な心をもたらすといいます。
反対に、
「充足の心」とは「今の状態で充分に足りていると思う心」で、幸福な心をもたらすといいます。
これは、
大昔の人類が見つけた「小欲知足」と同じ意味です。
- 充分だと足りていると知ることは幸福な心を作る。
- 過分な欲求は、不幸な心の状態を作る。
欲求自体は人間に備わった重要な機能で、人間は誰しも欲求を満たした時、幸せを得る様になっています。欲求があってこそ幸せになれます。欲求があってこそ成長ができます。
「成長したい。親孝行したい。子供を愛したい。」は良い欲求です。
良い欲求は自分も幸せにし、周囲の人も幸せにすると思います。
過分な欲求は不幸を作り、その中でも「自分中心な過分な欲求」は本人だけでなく、周囲にも苦悩や不幸を与えると思います。
悪い欲求は、自分も不幸にし、周囲の人も不幸にすると思います。
「自分中心な過分な欲求」これが人類の不幸の源泉かも知れないと思ったりします。
もしも、人類が「自分中心な過分な欲求」のループの中にあり不幸を生み出し続けているとするならば、自分も人類もより幸せになってほしいため、私はこれを辞めたいと思います。