物より時間のためにお金を使った方が幸福度が上がる

「TIME SMART(タイム・スマート)」の著者が行った実験

働いている成人が参加者で、
1週目と2週目の週末ごとに渡された40ドルを使いきる。1週目と2週目とは下記の通り40ドルの使い道が違う。

  • 1週目: 「好きなモノを買うため」だけに使う。
    (参加者は、Tシャツ、ボードゲーム、化粧、などの購入に使った)
  • 2週目: 「どんな形でもいいので期間を節約する」ためだけに使う
    (参加者は、テイクアウトの食事を注文、バスの代わりにタクシーに乗る、食料や雑貨などを配達で購入、などに使った)

結果、
・1週目の好きな物を手に入れるためにお金を使うより、
・2週目の時間を節約して時間を手に入れるためにお金を使った方が、
幸福度が上がりストレスも減った
という。

幸福度増・ストレス低下のためには
物より時間を手に入れた方が良いということになる。

人間には、物より時間が大事だと言える。

著者は
・時間を手に入れるために使うお金
・その料金で手に入れる時間
を書き出して天秤にかけてみて対価があえば、時間を手に入れるためにお金を使って幸福度を上げることを推奨
している。

たとえば、食洗機を買って時間を入手するとする。
・食洗機: 7万円
・毎日: 15分、1年(365日): 91時間15分の食器洗いの時間を節約できる。

自分なら、91時間15分の時間を作るために7万円の食洗機を迷わず買う。7万円がなければ、喜んで節約し7万円を貯めて食洗機を買う。

物にお金を使うより、
時間を入手できるサービスにお金を使い
幸福度を高めよう。

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