見えない価値が一番価値がある (2) ~ドラマ:運命のように君を愛してる~

ドラマ「運命のように君を愛してる」を見た。

良心基準が高くてもいいんだ。
現在はそういう時代に入ってきた。
と勝手に思った。

このドラマの主人公の男性と女性は、
外的な行動などは違うけれど

自分ではない、他人の心を大切にする
という点で共通点がある。

ある運命の出来事で結ばれ
お互いの心に惹かれていくが

お互いの立場があり
相手を思うがゆえに
夫婦になることができない二人。

相手を思うがゆえに演じる言動が
相手を思うがゆえだと分かった時
ついに運命の夫婦になる。

良心基準の高い相手のことを思える二人が、ハッピーエンドで結ばれる。
僕はこういう時代圏に入ってきてると思う。

これは実話でも何でもなくコメディドラマだけど
良心基準が高くても良い。人のことを大事にしても良い。それでもハッピーエンド、幸せになれる時代になってきたと僕は思う。

人類は権力闘争の歴史を経てきた。
最古の歴史書たちにだって争いのことばかり書いてある。聖書もそうだし古事記もそうみたいだ。
エジプト文明は奴隷を使う権力統治のイメージしか浮かばない。
戦国時代、世界大戦、権力闘争ばかりだ。

権力者が何しようが従うしかなかった。

大昔いや100年前より、今は権力で対することができなくなってきた。

大統領でさえ、大企業の社長だって、権力乱用で捕まってしう時代。

会社の上司はパワハラと言われ裁かれる。
この言葉は目上の人に対する尊敬・尊重が失われるのではと嫌だなーと思っていたけど、
人の心を蹂躙できない様になってきたということなのだと思う。

これからはより
権力立場があっても他人を無視してはいけない時代になると思う。

時代のせいで良心基準を下げてきた人類、反対にそれができなくなってきている時代に入ってきたと思う。

もちろん色々と倫理道徳がない部分はあるが、そこもどんどん大事にされてくると僕は思う。

このドラマは、相手を思う心の美しさを教えてくれる。
そしてハッピーエンドになる。

これからの時代、相手の心を大事にしても良い、良心基準を下げなくても良い、お人好しでも良い、
例え聖人義人でなくてもそれが出来る時代になってきている。

良心の声を聞き、人の心を大事にしたい、それでも良いと思った。

今や現実に大切だとされることが
目に見える権力ではなく
目に見えないものだと。

このドラマでは
相手の心を大事にするヒロインのことを
「ダイヤの原石」だと言っていた。

見えるダイヤの原石より
見えないダイヤの原石が美しい、
そういう時代になっていく。

人間は
目に見える化学を発展させてきたが
今は
目に見えない心・道徳を発展させる
時代にきていると思う。

その目に見えないものがネット上に集まってきていると思う。
人々の、喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、考え、その見えないものが
ネット上に書かれ集まってきている。

人類は
地球という同じ空間に住んでいて
現在は地球とは違う
ネットという同じ空間を持っている。

この一つの空間に、
様々な心、事情、問題、感情、考え方、が混在する。
ネットが現在の人類を表している。
ここに全てが集結される。
ここが整理され皆が本当の幸せだと言える場所になったら、
これが正に本当の平和だと言えると思う。

今まで見えなかったものが、ネットを通して見える様になってきた。
全ての人の見えない世界が整理されることを願います。

このドラマを見て
運命で結ばれた僕の妻
大事にしたい気持ちが高まる。
同時に反省もした。

出産準備で里帰り中の妻
とっても会いたくなってしまって困った。