整理収納アドバイザー1級 テスト合格のためのまとめ

整理収納アドバイザー1級取得のために
ユーキャンのテキスト1、2、3をまとめながら
アウトプットする。

整理のステージに補填記載がある図を元に、
整理収納の流れに沿ってまとめて行く。

整理のステージ(ステージ1、2、3)
整理の基本領域図(パターン1、2、3、4)
整理収納のステップ図

ステージ図とステップ図
ステージ2の状態=ステップ3完の状態
ステージ3の状態=ステップ4、5完

ヒアリング(1、2)(気持ちの上の整理)

・ヒアリングシートを「ハウスキーピング協会の見本」を参考に作る。(3、78p)

・ヒアリングでファシリテイトの内容が左右される。

・ヒアリングは基本情報得る、改善方法を考えるために行う。

・ヒアリングシートでヒアリング

・要望を引き出してまとめる

・雑談にもヒント

・話がしやすい雰囲気つくる

・クライアントの発言受け入れる
(教育的解説逆効果)

・効果的な質問
1.クローズドクエスチョン(はい、いいえ)
2.オープンクエスチョン
を織り交ぜて、自身が気づくキッカケ作る

・安心感・信頼のヒアリング6カ条
1.要望を全て聞く
2.最後まで聞く
3.話がひと段落したらこちらからが話始める
4.意見や現在の様子を否定しない。
5.自分の考え方、やり方を無理に通そうとしない
6.全てをその場で無理に解決しようとしない

・時間効果、経済効果、精神的効果

・1次的効果: もの減りスッキリ()
・2次的効果: 様々な好影響メリット(気分良い、人招きやすい)
・3次的効果:2次的効果が継続することにより生じるメリット
(家族関係が良くなる、暮らし方が活性化する)

・整理の効果・意味をクライアントが目指してる方向と重ね合わせる

・目的・目標の設定
 いつまでに何をどうするか具体的な目標示す。

 
 下記を考慮する
・ライフサイクル:人生の周期
 家族成立期>家族成長期>家族充実期>家族縮小期>家族解消独身期
 期ごとに死蔵品がでる。
・ライフステージ: 人生の節目・段階
 (独立、就職、結婚、出産、同居、死別、、、)
 ライフステージの変化に応じて整理収納のねらいを定め、定位置決定
 変化を機に、不要不必要を見極め死蔵品防止
 動作・動線の変化を反映させる。

・ライフスタイル:5つの特徴により総合的にとらえる
1職業的な特徴
2経済的な特徴
3世代による特徴
4趣味や生きがいによる特徴
5地域による特徴

整理収納作業(3、4、5)(整理に関わる行動)

・整理: 不必要なモノ(スマイルマーク)を取り除くこと

・カテゴリー毎に一箇所に集める
(アイテムごとに集めると量が分かる。どれを増減するか分かる)

・カテゴリー毎に「必要・不必要」を決めてもらう(過去1年間に使ったか基準)
(ストーリー・メモリーがある判断できない物は一箇所に集めて、最後に判断する。それでも判断できないものは使用頻度6ボックスに入れておき次1年不使用なら取除く)
(1年以上不使用で状態悪いもの、どうしても使いたいものは、直す、という方法もある)

・「整理の基本領域図」に分けて、プロパティ領域(所有しているだけの状態)の物を必要・不要を決めてもらい、必要ならスタンバイ領域またはアクティブ領域に持っていく。
(カテゴリー毎に円グラフで描くと、物の持ち方の傾向が分かる)
(全持ち物数のカテゴリー比率を円グラフで記入してもらうのも、物の持ち方が分かる)クライアントの意識改善を進める

   クライアントの意識改善を進める

・捨てれない要因
 心理的:迷信、しつけ、完全な形、しがらみ、高価、小さい、壊れてない
 行動的:使い切ってない、捨て方分からない

・物が増えてしまう要因
 心理的:見栄、比較、置き換え、流行、感情・欲
 行動的:買い物好き、もらいぐせ、バーゲン好き

適正量の分析設定
 適正量=アクティブ・スタンバイ
 (プロパティは未使用重要を注意)

・持ち物の特性
1.固定物資(故障損傷ない限り寿命続)
2.流動物質(消耗品的)
3.愛着物質(思い出や収集品)

・適正量決める方法3つ
1.ヒアリング
2.収納スペース
クローゼット: かかるハンガー本数算出>80%で決定
(幅90cm、スーツ・コート10+シャツ15=25 *80% = 20本)
3.時間軸

・右から入れて左から減らす

・後入れ先出し:LIFI(last in first out)
積み上げられた書類

・先入れ先出し:FIFO(first in first out)
食品売り場

・モノの分類法
分類ツリー 大中小分類するともちものが正確に把握できる> 定位置設定に使う
割付方式: 大から分類
積み上げ方式: 小から分類

・中分類の決め方によって分類ツリーが左右する

・注意
 他の人のモノ勝手に減らさない。意見を聞く。
 時間が経過してから減らす(様子見て確認できた後)

収納プラン(6、7、8)(収納に関わる行動)

・収納: 使いやすい状態に収めること

・収納の目的:時間的・経済的・精神的効果、空間的効果、美観的効果
 (整理から目的を持って一貫して取組)

・スペース区切り方
 四角く仕切る
 奥手前分割して区切る
 高さで区切る
 入れ物に合わせて区切る

・収納用品:サイズを測ってから買う

・素材・場所・保管期間
 水回り湿気場所に、食品、紙製を置かない(シンク下)

・高いところに重いもの置かない

・直射日光、温度高、湿気の場所に食品置かない。

・流行りものは保管期限・処分方法決める
  満足したら処分(ファッションは)

・見た目配慮した収納
 整理しないと美しい収納はできない
 テイストを合わせる
 気分が良い
 モチベーション上がる

・使用頻度別収納: 中>下>上

・収納スペース測定
内法(内寸)で測り、扉の開口寸法も正確に測定

・生活行為から収納考える
1、公的生活行為
2、私的生活行為
3、家事的生活行為・ゾーニング : 誰がどこで何をするのか生活行為と動線にかなった収納を考える作業

・ゾーニング : 誰がどこで何をするのか生活行為と動線にかなった収納を考える作業

モノ、収納、家具の配置改善
間取図に書いて部屋の生活行為・動線を把握する

・対象となる部屋、収納、家具の寸法測り、採寸図作る。下見の資料として撮影行う(了解得てから)

・収納がうまくできない理由
整理が終わってない
モノをしまって見えなくすることに意識集中

・確定と維持管理
簡単に戻せる仕組み
アクション数減らす
誰もが分かる様にする

・収納スペース
 立体図で把握する

・収納種類
 造り付け収納: 押入、クローゼット、下駄箱、階段下収納、
 システム収納(壁面収納)
 置き家具収納
 インテリアに配慮した収納
・安全に配慮した収納

・しまうモノに合わせて3種の収納方法から最適な提案する。
1.棚板収納
  棚受け金物(ダボ)、この字ラック、突っ張り式の棚、で調節
2.引き出し収納
3.つり下げ収納
80%は超えない。(畳むモノとで配分)

・収納用品選び方
1、四角
2、収納スペースに収めやすいサイズ
3、中に入れるモノの大きさ数に適している
4、後から買い足しできる定番もの
5、使用する場所に適した材質、形状

・尺モジュール
 内装材にも尺単位多い
 1尺:303mm
 1間:1820mm(6尺)
 関東間: 910mm(3尺)(一般的)
 京間(関西以西): 980mm(今使わず)
 メーターモジュール:1000mm(ハウスメーカーによる)
 インチモジュール:1218mm(北米輸入住宅)

・「整理収納スキル5つの鉄則」
1.適正量の決定
 収納スペース以上持たない(区切り、バー、スペースに合わせる)
 適正数決めて増えたら減らす。
 ファイルボックス1個分左入れ右処分
 他ルール決定(ストックは1つまで、減らす前に増やさない、粗品もらわない)

2.動作・動線にかなった収納
 使いやすさ:中段→下段→上段
 使用頻度と使いやすい場所合わせる
 出入口物たまるの注意
 腰高の場所物置きやすい注意(塞ぐ、テーブル壁に付けない)
 家族の身長に合わせて収納
 身支度コーナー人別分
 扉形状を考慮し取り出しやすくする
3.使用頻度別収納
 使用頻度6ボックス作る(1年様子見る)
 押入れ: 上段>下段>天袋
 引き出し: 手前>奥
 棚 : オープン >引き出し・扉
 使用頻度でグルーピング(例: 時期毎の書類、毎朝使うもの)

4.グルーピングの効果 

5.定位置管理
・収納の基本
・定位置は5つの鉄則で決める
・いつでも見直す
・ラベリング(具体的な言葉、写真、マーキング)
・使用者が分かる様にする。(名札、メモ置くシステム)
・第三者でも分かりやすいラベリング
・緊急時でもすぐわかる収納・ラベリング
・アクション数を減らす収納

・状態維持するための原則
1、取り出しやすく戻しやすい
2、見てすぐ分かり手間がかからない

・仕組み作る
 アクション数減らす
 身体の負担減らす(軽さ、持ちやすさ)
 余裕を持つ(スペースの80%以下)

・片付けシステムを作る。

・家族全員が整理に関わる。

維持管理(8)
・適正量調整、指定席見直し、フローとストックのバランス調整

実践

下駄箱


ヒアリング
家族構成: 夫(会社員)、妻(主婦)、長男(
10)、長女(4)
住まい: 戸建4LDK

困ってること聞く・考える
整理収納の目的聞く・考える
見ながら実際の問題点見つける

1、収納の意味を考える
・全てのモノを出して量を確認する

  • 誰が何のために持っているモノか考える
    夫の出勤用靴、妻のお気に入り靴

2、モノの本質を知る
・整理の基本領域図で使用頻度分類

  • 適正量わかる
    そのモノの役割を果たしているか考える
    夫の出勤用靴:底減ってないか、中敷破れてないか、妻のお気に入り靴:履いたのいつか、足痛くならないか

プロパティを見直してモノの持ち方考える

3、整理のねらいを明確にする。
靴だけでなく玄関にあると便利なモノも使いやすくまとめたい
子供が自分で準備片付けできるようにしたい

置くべきでないモノ除く
スタンバイ領域の帽子>衣類オフシーズン収納へ
プロパティ領域の小さくなった子供靴

  • 思い出ボックスへ

4、ねらいからグループ分け
・人別に分ける
・アイテム毎にまとめる
・使用目的毎にまとめる。(グルーピング)
ガーデニング、靴磨き、、、
・分類ツリーでリスト化して着実に進める

5、使用頻度からさらにグループ化する
・毎日
・お出かけ習い事
・たまに
・オフシーズン.冠婚葬祭

・適正量の設定: 人別、役割別、3物資別に分けて個数を一覧にする

  収納スペースから適正量決める

6、収納を分析する
・収納の把握: 棚板移動式か?一番開閉しやすい箇所?
・ねらいを達成する
・収納の意味達成(使い勝手:中>下>上、家族の身長)

7、グループと収納を重ねる
・改善案の提案・確認(分類ツリーや表、配置図を描く)(5つの鉄則に沿っているか確認してから)
4、5、でグループ分けたものスペースに割り当てる

8、指定席の完成
・5つの鉄則に沿う
使用頻度・動作動線を考えて定位置決める
ラベリングで定位置を定着

キッチン

ヒアリング
家族構成: 夫(会社員)、妻(主婦)、長男(
0)
住まい: 賃貸2K

困ってること聞く・考える
整理収納の目的聞く・考える
見ながら実際の問題点見つける

1-4まで共通
5は使用頻度別に分ける必要がないこともある(キッチンの特徴)
6-8まで下記気をつける
キッチンの特徴:
衛生面と安全性に配慮(シンク下湿気)
使用頻度の違うもの混在
使用中とストックがある
取り出しやすさで作業効率が大きく変わる(立てて収納、取って付き収納用品がより有効)
キッチン全体の統一感を演出

クローゼット

ヒアリング
家族構成: 夫(会社員)、妻(主婦)、長男(
5歳)、次男(3歳)
住まい: 賃貸3LDK

困ってること聞く・考える
整理収納の目的聞く・考える
見ながら実際の問題点見つける

1-5まで共通
6-8まで下記気をつける
クローゼットの特徴:
衣類だけか、他も収納するか決める(使用方法多様)
アイテム毎に必要数決めて維持管理できる収納にする。
使用頻度に大きな差がある(オン・オフシーズン等)
使用頻度に応じて奥手前を分けて収納
衣類それぞれの特性に合わせた収納
効率的な維持管理システム作りモノがたまらない様にする

子供部屋


テキスト3

違う価値観経験を持つクライアントのための整理収納

整理概論Ⅰ
ファシリテイター(促進役)
ファシリテイト(促進)

必要な能力
1、興味のない人に興味持たせる
2、整理できない原因に気づいてもらう
3、整理収納できないデメリットに気づいてもらう
4、整理収納したメリットに気づいてもらう
5、整理収納のアクションが起こせるようにサポートする

整理収納アドバイザーの使命
ファシリテイトのプロセスを通して、モノと人との関係を最適化し、クライアントの人生をより豊かにする

整理概論Ⅱ
プロパティ領域は所有量に比例
カテゴリー毎に領域図を円グラフにするとクライアントの所有傾向が見える。

所有物全てのカテゴリー比率を円グラフにすると生活傾向が見える。

プロパティ>アクティブやスタンバイに移動して減らす。