ひらめきを得る方法【アセチルコリン】

私は妻と娘2人が大好きです。
家族といる時間を自由に持ちながら仕事をする方法はないか模索しています。
今の人生の目標は愛する家族と共に生活しながら仕事をすることです。
そのために、今回本で学んだ、
脳科学から見た「ひらめきを得る方法」を取り入れようと思っています。

読んだ本はこちらの本です。

脳内物質アセチルコリンが分泌されると脳波シータ波が出ます。
人間はその時に「ひらめき」を得ることができると言います。

シータ波はアルファ波よりも少しゆっくりとした波で、睡眠に入る時のウトウトとした状態 、深い瞑想状態やまどろみの状態で発生する脳波で発生する脳波

どういう時にひらめきを得ることができるのか?

どういう時にアセチルコリンとシータ波が出て、
ひらめきを得ることができるのでしょうか?
どういう時か分かれば、それを積極的に生活に取り入れていけば良いのです。

①新しいことをする時(好奇心を刺激する)

・新しい経験をする。
・新しい場所に行く。
・新しいメニューを食べる。
など好奇心を刺激する様な、新しいことをする時にアセチルコリンが分泌されます。

②リラックスしている時(創造性の4B)

「創造性の4B」と言われる状況が、ひらめきを得やすい時です。
アイディアはむしろ何も考えていない様なぼーっとした時に瞬間に生まれます。
・バー (Bar)
・お風呂・トイレ(Bathroom)
・バス・電車(Bus)
・ベッド(Bed)

③睡眠中

レム睡眠(深い眠り、夢を見ている時)の時に
アイディアが生まれます。

科学者メンデレーエフ(周期表)、科学者ケクレ(ベンゼンの六員構造)等
歴史的な発見も睡眠により生まれました。

④昼寝をする

昼寝中もアセチルコリン分泌→シータ波が出ます。
1時間以上の睡眠は夜の睡眠の妨げになるので注意
30分ほどの昼寝が一番効果的と言われています。

ひらめきやすい時間帯

午後から夜にかけてアセチルコリンが分泌されやすくなって行きます。
夜更かしは生活リズムに影響を与えますが、夜の深まりと共によりアセチルコリンが分泌さやすくなる様です。
午前中は論理的な仕事、考えることが必要な仕事を行い、午後から夜にかけてひらめきを意識した行動をすると良い様です。

ひらめきを得る方法

沢山の必要な情報がインプットがされた上で、アセチルコリン分泌シータ波を出すとひらめきを得ることができます。

新しいアイディア「ひらめき」は、自身の脳内にない情報の中からは絶対起こりません。
まずひらめきたい内容に必要な情報が脳内にインプットされているかが絶対に必要です。

もう一つの注意点は、閃いた際には、必ずメモをする事です。ひらめきは書き留めないと記憶ができないためです。

ひらめきは神経細胞の発火 (電気的活動 )に過ぎません 。わかりやすく言えば 、花火がパッと輝くようなものです 。輝いた瞬間に 、すかさずシャッタ ーを押さないと花火の写真が撮れないのと同じで 、脳の中の神経の発火は 、瞬時に消失してしまいます 。ひらめきは記憶には残らないと思ってください 。

アセチルコリン分泌によるその他効果

アセチルコリンが分泌されると他にも良い効果があります。

①記憶・集中力(認知機能)があがります。

記憶力、集中力などの認知機能が高まりますので、積極的に、新しいこと経験をしたり、新しい場所に行ったりして、新しい刺激を意識しながら、アセチルコリンを分泌したいものです。

②昼寝して脳のパフォーマンスをアップ

NASAで活躍した科学者マーク・ローズカイの研究によると、

・26分の昼寝で34%も脳のパフォーマンスが回復する

ということです。
34%も回復するなら昼寝後の仕事の量や質に大きく影響を与えます。
ぜひ昼寝したいものです。

これも脳内物質アセチルコリン分泌のおかげの様です。

③取り敢えず始めるとやる気が出てくる。

やる気がなくても、まず始めると、なぜか集中してきた。
というのは誰しも経験していると思います。
これもアセチルコン分泌のおかげで、心理学者クレペリンという人はこれを「作業興奮」と名付けたそうです。

やる気がなくてもあってもすると脳は集中できる様に出来ている様です。

まずは感情は一旦置いておいて、
やると決めたことを、まず始めてみるというのが脳科学的に正解の様です。

まとめ

人生において求めている内容をまず多くインプットを行い(時に試しながら)ひらめく瞬間瞬間をメモする、
これがひらめきの方法です。

アイディアの方法という本が詳しく教えてくれるので是非見てください。

また上記の内容はほとんどこちらの本に書いてある内容です。
詳しくそして正しくはこちらをぜひ見てください。