
ほとんど全ての不幸は人間関係から来ます。
友達関係、親子関係、兄弟関係、親戚関係、同僚関係、上司との関係、企業間の関係、国家間の関係、
全て人間関係です。
人の間から不幸が来ます。
人間が関係ないと思っている「テレビ、テレビのコンテンツ、食べ物、住んでる家、着てる服、など」も全て人が作ったものです。
幸福に関しては、フロー体験など、行動によって得ることもできますが、
不幸に関しては、自然災害や不意の事故を除けば、全て人間関係から来ます。
(自然災害や不意の事故での不幸は、人間関係によって和らげることもできます。)
人間関係の不幸をなくす方法、つまり人間関係によって幸福になる方法は、2つあるのではと、この本には書いてありました。
一つは、なるべく人間関係の刺激がない生活環境にして、不幸が来ないようにするということです。
そして、幸福な人間関係のみにします。
今は、インターネットやテクノロジーの発展により、その様な生活を目指せる世界に段々となってきていると思います。
不要な関係をなくすことで、幸福になるということです。
私もその様な環境を目指していますし、多くの人がそうだと思いました。
もう一つは、全ての人間関係が一体となる方法です。
例えば、戦国時代から1つの日本国として近代国家が生まれたのは、西洋列強という共通の敵が現れたからだと言います。
共通の敵がいると、敵と味方になり、味方内で協力して一体となります。
この本には、人類が持ちつ持たれつを認識して協力関係になるためには、宇宙人が襲ってきて、「人類全体が味方」、「宇宙人が敵」にならないと出来ないかもしれないと書いてあります。
又は、人間にしかない能力「利他性」を更に進化させた、新しい利他の概念が必要だと書いてあります。
1つ目の方法だと、本当の人間関係の解決にはなっていないので、新しい解決法が必要ということです。
自論ですが、その概念は別に新しいものではなく「人類みな兄弟」という概念だと思います。
人類みな同じ先祖から始まり、みな兄弟だということです。
肌や目の色が違うから発祥した先祖が違うのでは、という部分もあるかもしれませんが、
進化論からすれば、みんな猿が先祖です。
神様論からすれば、みんな神様が先祖です。
同じ先祖、同じ血族として、親戚、家族として、生きるということで、大方の人間関係から来る不幸がなくなり、幸福が来るのではないでしょうか。
しかし、人類みな兄弟の前に、一つ一つの世帯や家庭を見てみても、家庭崩壊の問題が多くあります。
家族関係が難しい場合が多いのです。
家族の始まりは夫婦です。
夫婦が一体となっていれば、子も幸せです。家族が円満です。
本当の人間関係というもの自体があり得ないのかもしれませんし理想なのですが
世界人類が本当の人間関係を構築するためには、
・円満な夫婦関係で円満な家族関係。
・円満な家族関係を、地域、社会、国、世界に広げて、世界が同じ血族の「人類みな兄弟」。
ではないかと思いました。
突然「人類みな兄弟」と言ったら、それにつけ込んで、色々と不幸なことがあると思います。
そこには、円満な夫婦による円満な家庭があり家庭道徳があってこそ、人を欺いたりすることがない「本当の人間関係」、本当の「人類みな兄弟」ができると思います。
まずは、
・夫婦仲良く、夫婦一体
これが大事だと思いました。
愛してるよ。
I Love you.
사랑해요.
我爱你
Te amo
Eu te amo
Я тебя люблю
言語も一つになると良いです。多すぎです。