うまくいかなかったときに努力を褒めるのは、逆効果になる場合がある。

ノルマには届かなかったけど、君は全力で頑張ったじゃないか」などと言ってしまいがちです。でもそれで救われる人がどれほどいるでしょうか?

うまくいかなかったときに努力を褒められるというのは、言われた人をみじめな気持ちにさせるだけでなく、目標達成の能力がないのだと痛感させる結果になるという研究もあります。

こんなときには、ただ事実を伝えるだけでよいのです。努力だけではだめだったのであれば、何が足りなかったのかを伝えるべきです。

(引用「やる気が上がる8つのスイッチ/著ハイディ・グラント・ハルバーソン」)

人は、その人自身や能力を褒められると、その褒められた能力がある自分であり続けるために、失敗を避けてしまい、挑戦や成長ができなくなるといいます。

反対に、
人は、その人が行った努力を褒められると、その褒められた努力を伸ばそうとして、努力を続け、挑戦し成長するといいます。

これはマインドセットという本で学んだ内容です。

ですが、
ただどんな時でも努力を褒めるだけでは、良くない時もある様です。

本当に努力をしたのに成果がでず感嘆している時にその努力を褒められると、

  • みじめな気持ちになり
  • 自分の能力不足を痛感させられる

様です。

本当に努力したのに成果がでなかった人がいたら、その人のためを思うことがまず大前提で「何が不足だったか一緒に考えてあげる」または「話しを聞いてあげる」ということをしてあげようと思いました。

子供たちにも同様です。