人間にはまず、存在の欲求が根底にあります。
それはマズローの欲求段階でも言えます。
人間はまず生存、存在するために、「快く感じるものに近づき、不快なものを避ける」という脳の基本的な機能を持っています。
価値観の中でも幸福を感じる人間共通の価値観の一つに「自治」「コントロール感」というものがあります。これも「自分の存在を感じる」という価値観であり、「存在」が根本にあります。
思春期になると、周りのあらゆる物事を自分に関連付けて一喜一憂します。この最も敏感な時期にも、自分の存在を中心として、あらゆる物事を関連づけます。
なぜ人間は存在の中心になりたいのか?
それが脳的に快いからなのでしょうが、
何故でしょうか?
3人の娘を見ると、親の愛をみんな自分のものにしようとします。
子供3人、親2人だと、子供1人だけが両親を自分だけのものにするのはできません。
でも、親の愛を自分のものにしたいのです。
生まれた時は人間は立つことも喋ることも見ることも何もできません。
親の愛を占領しなければ生きていけませんし、親の愛を占領したい様にできています。
人間が「存在の中心になりたい」一番の根本理由は、「両親の愛を占領したいから」だと思います。
人間は、両親の愛を占領したいので、存在の中心になりたいのだと思います。
親は自分の子供が存在の中心になろうとして、他の人を傷つけてまで、自分の欲しい物事を手にすることは願いません。
なので、存在の中心になりたいから、親の愛も占領したい、のではないと思います。
反対だと思うのです。
夫婦が愛し合うことも、人間が結婚するのも、両親の愛を占領したいからかもしれません。
夫婦が愛し合うことで、過去と現在と未来が繋がります。
夫婦が愛し合うことは、過去の親が喜びますので、過去の親の愛を占領することなのです。
* 祖父母: 過去
* 夫婦: 現在
* 子: 未来
夫婦が愛し合うと、過去の親の親の親と遡ると、先祖代々遡り、先祖も喜びます。先祖の愛までも占領することなのです。
もっと先の先祖まで行くと、一番最初の先祖にたどり着きます。
それを神様という人も言います。
夫婦が愛し合うと、神様の愛を占領することになるかも知れません。
人は、親の愛を占領したく、先祖の愛を占領したく、存在するとすれば神の愛を占領したいのです。
子供は親の愛を占領しようとし、
両親は子供に愛を100%注ぎ込もうとします。
子供は親孝行をしたいと思い、
両親は子供のために全てを与えてあげたい思います。
この愛の原理が、先祖代々と、過去現在未来が繋がりながら、永続的に続いくのです。
強い夫婦は、強い家系を作り、強い社会を作り、強い国家を作り、強い世界作ります。
家庭成長は全人類の人生の目的の一つ。家庭で学ぶ4つの関係(愛情)。家庭は、過去・現在・未来を作り、社会・国・世界を作る。
上記は今の私が勝手に思ったことをアウトプットした内容です。
ありがとうございます。