いったん手をつけようものなら「天職だ」と思って投入し続けると、天職がついてくる。【グロウスパッションGrowth Passion】

投入した事柄に対して情熱が育つ「グロウスパッション」

ある事柄へ、自分のリソースを投入すると、その事柄に対して情熱が育って行きます。

これを心理学で「グロウスパッション(Growth Passion)」というそうです。

Growth(育つ)、Passion(情熱)、です。

グロスパッションは、自分が注いだリソースの量に比例する

ある事柄への情熱は、自分が注いだリソースの量に比例するそうです。

2014年にロイファナ大学が多数の起業家にアンケートを行い、それぞれが「いまの仕事をどれだけ天職だととらえているか?」を尋ね、「仕事に投入している努力の量」や、「毎日どれだけワクワクしながら働けているか?」といったポイントをチェックしました。
その結果わかったのは、次のような事実です。
◉いまの仕事に対する情熱の量は、前の週に注いだ努力の量に比例していた
◉過去に注いできた努力の量が多くなるほど、現時点での情熱の量も増加した
(引用: 科学的な適職)

グロウスパッションで天職に変わっていく

天職は最初は分からず、グロウスパッションで天職に変わっていくそうです。

被験者のなかで、最初から自分の仕事を天職だと考えていた人はほぼいませんでした。最初のうちはなんとなく仕事を始めたのに、それに努力を注ぎ込むうちに情熱が高まり、天職に変わった人がほとんどだったのです。
(引用: 科学的な適職)

天職は待っていて降ってくるものではなく、投入して、主体的に自分で育てるもの

天職は受動的に待っていたら与えられるものではなく、自分で主体的に投入していくことで天職になっていくのです。

天職になるには時間がかかる

情熱が育ち天職になるには時間も投入する必要がありますので、天職になるまでは長い年月がかかると思います。

天職にならない場合もある

自身の性質に合わないことをしていたら、投入量も減ると思いますので、天職にできないと思います。

いくら頑張っても投入できない前に進めない場合は、投入量が足りず天職にならないので、次の仕事を探した方が良いと思います。

いったん手をつけようものなら「このために生まれた」「天職だ」と思って投入する

僕は、いったん手をつけようものなら「このために生まれた」「天職だ」と思って投入したいと思います。

投入量を増やすために、より面白味を持てるよう工夫して投入します。

投入すればするほど情熱は育っていき「真の天職」になる。

天の方が、人間に天職を与えるのではなく

人間の方が、天職だと決めて投入していくと、情熱が育ち、天職がついてきます。

受動的に天職が降ってくるのではなく、自分で主体的に天職を作っていくのです。

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