ドーパミン
ドーパミンは、人間を興奮させ行動を起こさせる、脳の神経伝達物質。
ドーパミン経路の最終地点は前頭前野
ドーパミン経路①
・ドーパミンは、腹側被蓋野(ふくそくひがいや)から伸びた神経細胞により、側坐核(そくざかく)で放射される。
・ドーパミンが前頭前野に届く。前頭前野がそのドーパミンから促される行動を実行するか判断・決定する。
ドーパミン経路②
・表情や態度など快情動の表現に関わる。
ドーパミン経路①では、最終判断を前頭前野がする様にできている。
自分で決める様になっている
脳の前側の前頭前野は、自己コントロールの役割を持っている。
ドーパミン経路①では、最終判断を前頭前野がする様にできているため、
- ドーパミンを利用して行動するのも自分であり、
- ドーパミンを無視して行動しないのも自分である。
ドーパミンの主人は自分自身
脳内のドーパミン経路をみると、人間は主体的であり、自分が行動を決定する主人である様にみえる。
ドーパミンが行動を促す時、自分が、その行動をするか/しないか、最終判断できる様になっている。
ドーパミンは強烈
ネズミで実験すると、腹側被蓋野に電気刺激が与えられるレバーを寝食忘れて押し続ける。
ドーパミンに注意
ドーパミンは強烈であり、人間は無意識に行動しているため、外発的なドーパミンに操られないように注意。
ドーパミンの判断基準
ドーパミンは強烈だが、短期的な幸福感しかもたらさないので、短期的な幸福感に惑わされない様、長期的に考えて行動判断することが大事。
まとめ
- 人間は、ドーパミンによる行動を「するか/しないか」自分で判断する様にできている。
- 自分がドーパミンを利用して行動する
- 他者からのドーパミンによって行動しない。
- 短期的ではなく長期的な幸福で判断する。
読んだ本
詳しくは正しくは下記の本を読んでください。