手書きが一番な理由|手で書いた方が脳が動く

考える際に、脳の力を発揮するためには、手をよく動かして手書きすることが、一番良いと思われます。

脳の領域で一番大きいのは手

「身体の各機能が大脳の中でどれくらいの領域を司っているか」が分かる「脳神経外科医ワイルダー・グレイヴス・ペンフィールド」の図を見ると、

手が一番大きくなっています。

脳の領域で一番大きいのは手の領域だということです。

そのため、手を動かしたら脳が良く動くということになります。

頭の中でイメージだけで考えるより、手で書きながら考える方が、考えが進む、ということは良く経験することではないでしょうか。

・参照: 本「直感と論理をつなぐ思考法」
・参照: 脳科学辞典「ワイルダー・グレイヴス・ペンフィールド」

PCのタイピングより手書きの方が学習効果が高まる

大学の授業をノートに取る際に、PCのタイピングと手書きとで、どちらが学習効果が高かったか?
という実験によると、手書きの方が断然に、学習効果が高かったといいます。

・参照: 本「スマホ脳」

タブレットやスマホはあるだけで集中力が下がる

タブレットやスマホは、見なくても、ポケットに入れておくだけでも、集中力が下がるといいます。

更には、見なくても、ポケットに入れなくても、同じ部屋に置いてあるだけで、集中力が下がったといいます。

更には、pc、タブレット、スマホに書いて学習をしていると、メールやアプリ通知など様々な誘惑や集中の妨害がありますので、その点でも集中力を下げます。

更に更には、学習中に一回メールを開けると、また再度その学習に戻っても、集中力が戻ってくるまで数分かかると言います。

・参照: 本「スマホ脳」

口も一緒に使ったら良い

脳の様々な場所が同時に使われる、つまり、様々な場所が同時発火した方が、より脳が使われる状態になるといいます。

手書きは、視覚、手の感覚、という脳の部分を使っていますが、

書いていることを口に出すことによって、聴覚、口の感覚、という脳の部分を使うことができますので、相乗効果を得られます。

・参照: 本「直感と論理をつなぐ思考法」

思ったこと

手書きノートはやっぱり持ち歩き、手書きでたくさん考えよう。

iPadとタッチペンを買おうか検討していたけど、ノートに手書きを充分に学んだ後に、検討しようと思いました。