
人間の身体の中には、100兆個の細菌という生物がいます。
また、
人間の細胞の中にいるエネルギーを作ってくれる「ミトコンドリア」は、独自のDNAを持っていて、人とは違う生物とのことです。
自分の身体というけれど、
他の生物が共存しているということです。
どこまでが自分で、どこまでが自分でないのか?区別ができません。。
生態系は、
バラバラなものをくっつけたものではなく
最初から繋がっていて動いているようです。
自分の身体さえ自分だけのものではないのに、
自分だけのものなど存在しないということです。
人間は何でも自分のものだと思ってしまいます。
仕事さえも、自分のものだと思ってしまい、100%自分の好きな仕事はないか探すのですが、他者の欲求を満たすのが仕事なので、仕事が自分のものになるはずがありません。
・自然:人口的でないもの
・自然でないもの:人工的なもの
と考えると
人間の身体は自然であるし、
細菌やミトコンドリアなどの他の自然と一つに繋がって動いています。
ですが、
人間の考えは人工的な場合が多いです。
「自分」「自分」と言いすぎて、自分だけのものにしようとして、他の自然と繋がっていない場合が多いです。
過剰な「自己」が苦しみをもたらし、
苦しみをこじらせ、
周囲に苦しみを感染させたりします。
これは人工的です。
自然ではなく
人工的に作られた
異常な状態なのだと思います。
人間の身体だけ見ても、
自分だけで生きていなくて、
自分だけのものでもなく、
自然と一つに繋がり生きています。
まとめ
- 自分だけではなく、繋がっている。
- 自分だけと言って苦しむ意味はない。
見たもの
養老孟司さんの動画