人は1人では生きられない

人は1人では生きられない。

よく聞くような言葉だけど、
理解できてない、忘れてる
ということはあると思う。

服も、カバンも、食べ物も、食べ物を作る道具も、スマートフォンも、インターネットも、家も、水道も、紙も、トイレも

何から何まで

他者が作ったり提供するものを、
自分が使っています。

歩いてると、歩いてる道路も、他者が作ったものだ。

自分が仕事してお金を稼いで
買ったものだから、
他者に依存せず、
自分1人で生きてるんだ。
と言おうとも、

その仕事
サービスを受ける他者がいるから
できる。

今まで人類歴史始まって以来
1人で生きた人は
誰一人存在しない
と断言できる。

無人島で
他者の手が入った

服も、カバンも、食べ物も、食べ物を作る道具も、スマートフォンも
持たず

何も身につけず
裸で、自分で生きてみたらいい。

それで生きてたら1人で生きれてる
と言えるかもしれない。

ただ、
そこにある魚を手で取ってどうにか火を起こして食べたとしよう
そこにある木の実を取って食べたとしよう
そうしたら
魚や植物に生かされている。
これは1人で生きてると言えるのか?

もう
他者や自然が存在するから
自分が存在できる
としか言いようがない。

もっと言うと

親から生まれていない人は
誰1人もいない。

自分が生まれた時点で
1人で生まれてない。

生まれると
目も見えず身体も動かず
お乳をもらい、世話をしてもらう。

自分は
たくさんの人に生かされている。

何人の人に生かされてるのか

服を着て
様々な食材を食べて
道路を歩き、電車の乗り

たくさんの人が作ったものを
使わせてもらっている。

それらに
10人の人が関わっているだろうか?
100人の人が関わっているだろうか?
1000人の人が関わっているだろうか?

道路を歩きながら考えてみる。

10人の人に生かされ
100人の人に生かされ
1000人の人に生かされている。

どこをみても常に他者に生かされている。

どこをみても感謝で埋め尽くされている。

どこみても常に感謝で生きれるが人間なのだろう。