アブラハムは、
妻サラに、子供ができなかったため
召使いハガルに、イシュマエルという子を産んでもらった。
その後、思いがけず奇跡的に
妻サラに、イサクという子が産まれた。
アブラハムの家には
- 妻サラ・子イサク
- 召使いハガル・子イシュマエル
2人の母・2人の子供がいた。
妻サラは、召使いハガル・子イシュマエルを追い出した。住居もなく、飲食もできず、ハガル・イシュマエルは肉体的にも精神的にも死の寸前を経験した。そして夫・父と二度と会うことができなかった。
サラ・イサクとハガル・イシュマエルとの間の怨念が、子々孫々続くことのなる。
- 妻サラ・子イサクの家系から、イエスキリストが誕生し、キリスト教が生まれた。
- 召使いハガル・子イシュマエルの家系から、マホメッドが誕生し、イスラム教が産まれた。
キリスト教とイスラム教との間の対立の理由は、サラ・イサクとハガル・イシュマエルとのの怨みから始まっているようだ。
原因を解決しないと、怨みは解くことはできない。そして面々と引き継がれてしまう。