
キリスト教では、ノアの三人の子の子孫は以下の通りと解釈しているようだ。
- セム:黄色人種
- ハム:黒人
- ヤペテ:白人
ハムとヤペテについては「ぼくはいかにキリスト教徒になったか(著:内村鑑三)」に書いてあった。
ノアは農夫となり、ぶどうを栽培してぶどう酒を作るようになりました。ある日、彼はぶどう酒に酔って前後不覚になり、裸のままテントの中で寝入ってしまいました。 その醜態を見たハムはあわてて外に飛び出し、二人の兄に、父親が裸で寝ていることを話しました。 話を聞いたセムとヤペテは父の服を取りに行き、その服を自分たちの肩にかけ、二人並んでうしろ向きのままそろそろとテントに入りました。そして、父親の裸を見ないように注意しながら、服を肩から落として、父の体にかけたのです。 ノアは酔いがさめて起き上がると、とっさに何があったのか悟りました。末の息子ハムがしたことを知った時、彼はこう言いました。「カナン人〔ハムの子カナンから出た民族〕はのろわれよ。セムとヤペテの奴隷となって仕えよ。」(聖書|創世記9)
悲しく厳しい話しだ。
セム・ハム・ヤペテが仲良く、
ノアと共に
喜び幸せに生きれる世界になりますように。