何故あの人はこんなことをしてしまうんだろう、良心がないのか、と思う様なことは良くあるかと思います。
それは良心基準が人によって異なるために起こることかも知れません。
人間は良心の呵責を感じることによって、すべきではない行動をしない様になっています。
しかしその良心基準が異なるということです。
良心基準は3つあります。
①社会的良心基準
②信仰的良心基準
③個人的良心基準
①社会的良心基準
ある所属している社会のモラル・規律・法律・文化を犯すか犯さないか、という判断で感じる良心です。
所属している社会ごとにルールが違います。
分かりやすく言うと国の違いがあります。所属している国によってルールが異なり、ある国ではしてはいけない行動も、ある国では行なっても良かったりします。
つまり良心の呵責を受ける基準が違うのです。
②信仰的良心基準
宗教の教え・規律によって良心基準も異なります。
例えば、豚肉を食べてはいけない宗教てに従う人は、豚肉を食べることに良心の呵責を受けますが、違う人は良心の呵責を受けません。
一神教の宗教は、お互いの神を認めないすることもありますが、寛容な宗教の場合は他の神を認めないと批判することに良心の呵責を感じるかもしれません。
③個人的良心基準
社会も宗教も関係なく
個人基準で感じる良心があります。
この良心も個々により基準が異なります。
家庭環境などが大きく関わってくる部分かと思います。
人間は生まれて間も無くは良心基準も何もなくただただ愛されるために生活します。家庭で両親兄弟との関わりながら成長しその中で個人的な良心が形成されていくのではないかと思います。
家庭環境の違いは個人的良心基準に大きく影響を与えると思います。
まとめ
以上の様に人間は良心基準の違いがあります。
理解できない人がいる時、良心基準の違いという観点で理解できるかもしれません。
詳しくは、そして厳密にはこちらの本を読んでみてください。