この本には
「共感力 」 「意思決定力 」 「自己肯定感 」 3つのチカラが子どもをしあわせに導きます 。
と書いてあります。
伸ばしてあげたい基本のチカラとして、子供と向き合いたいと思います。
自分自身も子供の模範としても伸ばしたいチカラです。
アドラー心理学で言っていることとも重なり、分かりやすい表現なので、大事にしたいと思います。
この本に学んだこと | アドラーに学んだこと |
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共感力 | 共同体感覚 |
意思決定力 | 全ての事は自分の意思が起こす事 |
自己肯定感 | 「勇気づける」「劣等感・優越感は人の心理を歪める」 |
この本は、子育てを頑張っているお母さんのために書かれている本です。
(もちろんお父さんにも大事な内容)
30年以上小児科医として学んできた著者が、ここは厳密に守らなくても子育てに支障がありません、ここはもっと肩の力を抜いて子供を愛して大丈夫、と教えてくれます。
全てのお母さんにオススメです。
自分はこの本を読んで、遺伝子がいつ開花するか分からないという部分が、子供に対しても自分に対しても学びになりました。
著者は、運動が苦手だったのですが、50歳を超えて誘われてマラソンを始めます。そうするとマラソンが得意な遺伝子が開花し、3時間7分で完走できたそうです。世界記録でも2時間ですので、凄いものです。
子供にも自分にも開花する遺伝子の楽しみを持ち、色々経験させてあげ、長い目で見てあげようと思いました。
この本では、病気のため死を迎える子供や、大変な病気を持った子供のエピソードが出てきます。著者はそういう患者を診ています。
子供は親が未熟でも何しようが、親のことが大好きな遺伝子があります。
子供はその親しか知らず、親を怨むことなく、言う通りに出来ないことは「ごめんなさい」と思っています。
(※ここでの子供=赤ちゃん・幼児)
子供は沢山手がかかりますが、子供は親が大好きに出来ています。そして親は母性で愛する様に出来ています。
これが、手をかけていくことが、人間が良く育っていくためのポイントだと思います。
でも、色々な環境因子で、そして肩の力が入りすぎ疲労し、上手くいかないことばかりです。
でも大丈夫です。
この本を読んで、子育てのヒントになればと思います。良い本です。