家族円満のための原則とは

家族円満のためにどうしたらいいのか、そういう原則があればと、本「テキスト家族心理学」を読んでいます。

今回学んだことをまとめてみます。

凝集性のバランスが家族円満にする

オルソン氏(Olson D.H.)の家族円環モデル

凝集性: 家族全員がお互いに持っている情緒的な絆のこと

凝集性
・高い:「膠着」
・中間:「分離」「結合」
・低い:「遊離」

家族は
凝集性が高いと「膠着」してしまい、
凝集性が低いと「遊離」してしまい、
非機能的になるといいます。

家族は
凝集性が中間だと「分離」「結合」がバランスよく
機能的になるといいます。

凝集性の高すぎ低すぎは家族が機能しない

McKnew et. al氏も同じ様なことを示しています。

・異常はほど密着していないと不安が高い膠着家族(纏綿家族テンメンカゾク)
・夫婦が分離している遊離家族
は子供のうつ度合いが強い

凝集性がある程度高いのは家族にプラス

西出氏(1993) (1997)によると
・凝集性が高いと、家族間の親密性が高い
・凝集性が、子供の健康促進要因
だという。

凝集性が高いと親密性が高く、健康に良いということです。

だけど、凝集性が異常に高かったり低いと、家族が機能しないよということだと思います。

まとめ

・異常に凝集性が高い(膠着しすぎ)
・異常に凝集性が低い(遊離しすぎ)
は家族が機能しなくなる

思ったこと

「家族の凝集性のバランスを取ると家族円満」という話ですが、「これが家族円満の原則だ」というほどにはないようです。

自分がこれだといえる家族円満の原則は、
「夫婦円満=家族円満」
だという原則です。

「夫婦円満が、親子円満も作り、家族円満も作る」という原則があると思います。

「夫婦が親子を作り、夫婦が家族を作る」からです。

読んだ本

https://www.amazon.co.jp/テキスト家族心理学-若島-孔文/dp/4772418385/ref=mp_s_a_1_2?crid=JEP9VUEYOLX6&keywords=家族心理学&qid=1652694195&sprefix=家族心理学%2Caps%2C350&sr=8-2